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学習計画は何のため・・・?

あなたは、毎日の家庭学習の計画を立てていますか?

学習計画にはいろんな方法がありますが、

残念ながらこの道20年の私でも、「この方法が一番!」というものは決まっていません。

というよりも、これは個人の性格や、習慣によって,「合う合わない」があると思います。

※今回のテーマである「学習計画」とは、

  ○月までにこれをマスターして、○月までにこの範囲を終わらせる・・・・・

  というような、おおまかな計画ではなく、「今日、何するか?」というような、

  毎日の計画のことです。


学習計画の立て方として、大きく分類すると、以下の2つになると思います。

(1)1週間分~2週間分の学習計画(時間割)をあらかじめ、先に作っておき、

  それに従って勉強をする。

(2)毎日、勉強を始める前に「今日は何をするか」を決める。

それぞれ、利点と弱点があります。

(1)は、

現状のあなたに足りない部分をしっかりと自己分析し、

何が必要か、いつ何をやるかを考えることができます。

また、科目のバランスを考えながら日程表を作ることで、

偏った学習になるのを防ぐことができます。

計画が守れる強い意志の持ち主であれば、非常に有効であり、

学習効果が期待できます。

ただし、難点は、

イレギュラーな事態に直面したときに、計画の作り直しを余儀なくされる、

自分に甘い人、目標がしっかりとしていない人はいわゆる「計画倒れ」になる、

ということです。


学校の合唱コンクールの練習が長引いてしまった・・・。

運動会の打ち上げが入ってしまった・・・。

学校の宿題が異常に多くておわらない・・・・。

具合が悪い・・・・。

など、なんらかのアクシデントが起きると、せっかく苦労して作った計画が

崩れてしまいます。

もちろん、予期せぬアクシデントを考慮して「予備の時間」「予備日」までを

計画に入れるという達人であれば、ある程度は修正できますけど・・・・。


(2)は、

その日の状況に応じて計画が立てられるので、「計画倒れ」になることはありません。

また、「昨日の学習で○○ができなかったから、今日はここを集中的にやろう」

とか、「今日の学校の授業が難しかったから、じっくり復習と予習をしよう」

というように、臨機応変な対応ができるという利点があります。


実は私の教室では、(2)の方法を採用しています。

というのは、・・・・・・


7月くらいまでは、土曜日に来週分の学習予定を1時間かけて立てさせ、

それに従って、毎日の家庭学習をさせていたのですが、

チェック欄が「×ばっかり・・・」なんです。


結局、学校の宿題や「せんせー、平方根がわかりませーん、あした単元テストなんですう・・・」

などの影響で、急遽、歴史をやる予定が、平方根になったり、

「明日までに○○を提出しなければならないんですう・・・」というような事態が続出し、

せっかく1時間かけた計画もなかなか守れない状態だったので、

今日の計画は、今日決めよう!

ということになりました。


夏期講習は、すべてこの方法で順調に進んでいきました。

毎日自習を始める前に20分かけて、

□今日の目標
 (今日、身につけること・できるようになることは何か?)

□今日のノルマ
 (今日、絶対に終わらせることは何か?

□今日、気をつけること
 (どんなことに注意して勉強するのか?)
 (姿勢を正す、机の上を必要なものだけにする・・・など)

□今日の時間割
 (それぞれを何時から何時までやるか?)

をきめてから、それに従って勉強させます。


毎日目標を決めて、最後に達成度を確認しながら進めているので、

非常にモチベーション的にもよいと思ったのですが、

ただ、・・・・難点があります・・・・・・・・・・・。


科目が偏ってしまうのです。

毎日、自分自身に必要なものを自分で決めて計画を立てる・・・、

非常にいい響きですよね・・・。


しかし、どうしても生徒自身に決めさせると、

(おそらく無意識に・・・)苦手な教科、嫌いな分野を避けてしまうのです。


先週、下野模試の過去問をやったのですが、

みんなそろって理科の「電流」の部分ができていないのです。


「最後に、電流を勉強したのいつ・・・?」と、

ひとりひとり、聞いてみたら、なんと、

全員が、ここ2週間以上、電流を学習していないのです!


同様に、化学変化もほとんど避けていました。

生徒の計画表を見てみると、

理科は暗記系が多く、また、数学も方程式や、因数分解などの

計算系が多くて、「関数」「図形」は、避けている傾向にありました。

「やらなきゃできないのはあたりまえ」

ですよね。


また、どうしても

英単語暗記」「英語の構文暗記」「漢字練習」などは、

避ける傾向にあります。

    :

そもそも「学習計画」は、何のために作成するのか?

「計画的に学習するため・・・」・・・・・・ちがいますね。

「学習習慣をつけるため・・・」・・・・・・ちがいますね。


「成績を上げるため!」ですよね。


つまり、「成績が上がる学習計画」でなければなりません。

「学習計画」は、

限られている時間を有効に使って、

最大限の学習効果を上げるものでなくてはなりません。


そのためには、

「バランスよく勉強できるようにする」

「せっかく苦労して身に付けたことを、失わせないようにする」

ということを常に気にしながら計画をたてましょう。


「一生懸命単語の練習を2時間」しても、

3日間、見直さなければ85%は忘れます。

つまり、2時間の練習時間のうち、15分くらいしか残らないので、

1時間45分は、「なかったこと」になってしまうんです。


教科書やノートを何度も見返して、関数の問題が解けるようになった」

としても、1週間後、同じ問題が解けるでしょうか?

解けなければ、がんばったその時間が「なかったこと」になってしまいます。


このムダをなくすのが「学習計画」です。

あらかじめ、1週間分の予定を先に立てる場合は、

かならず、2日間~3日間の中で、復習ができるように計画しましょう。

また、単語や漢字などは、短時間でもいいから毎日やるようにしましょう。


毎日、学習計画を立てる場合は、

(わたしの教室も以下のようにやっています)

必ず、毎日「何をやったか」を書きとめておくこと。

(わたしの教室では、「学習の記録」と言っています)

そして、「今日、何をやるか」を決めるときに、

必ず最近3日間の学習の記録を見て、

「最近、手薄になっているものはないか?」

「今日、復習して確認するものはないか?」

を確認しながら「本日の学習計画」をたてます。

また、

「学習の記録」は、できるだけ細かく

・理科のオームの法則の計算問題

・公民の日本国憲法の前文を暗記した。

・英単語(P23~25)の暗記と練習

のように、数日後に、「何を復習すればよいか?」がわかるように記入します。

なぜなら、「成績を上げるため」のツールだからです。


「暗記したもの」

「間違えてやりなおした問題」

は、必ず3日以内に復習しましょう。

これをすることによって、

5時間勉強すれば、5時間分の学力が身に付きます。

がんばってくださいね。

P.S.

中3生のために開倫塾が開発した

「基礎基本」を徹底的に復習する教材

「公立高校合格必勝パック」が、

7月より販売再開となりました。

予想以上の売れ行きで、

5月から品切れとなっていましたが、

200セット増刷しました。

是非、ご利用ください。

学習時間について

一般的な学習時間は 「学年+1時間」

ということをよく聞きますが、あなたはどうですか?


確かに、中1で2時間、中2で3時間、中3で4時間、

これをしっかりと、中学入学時から毎日続けていれば、

中3の今頃になって5時間も6時間も勉強する必要はないと思いますが・・・・、

現実的に、これが実行できている中学生は何人いるのでしょうか?


少なくとも、私はこれまでの20年の塾講師としての仕事の中で

これが3年間しっかりできている中学生をほとんど見たことがありません。

(できてれば塾に来ないよね。)


ところで、

「学年+1時間」の根拠って一体なんでしょうね?


・学年が上がることに内容が難しくなってくるから、

 それだけ、家庭学習も時間をかけなくてはいけない。

ということなんでしょうけど、

じゃあ、具体的にその「家庭学習」って、いったいなにをやればよいのか?


それは、もちろん「予習と復習」です。

基本、「予習」は、

・次に学校で習う単元の教科書を音読する。

・意味のわからない言葉・単語があれば、辞書で調べる

・教科書を読んで、よくわからない部分に線を引いたり付箋を貼って、

 その部分をしっかりと学校の授業で聞く。

 場合によっては、先生に質問する。

だいたいこれだけで、1日に2教科やれば1時間前後です。

「復習」は、

・学校の授業のノートを見返しながら、

 教科書準拠の問題集(いわゆる学校のワーク)をやる。

・できない問題には赤で×をつけ、解説を見て解き方を覚える。

・解説を見てわからなければ、付箋を貼って翌日先生に質問する。

だいたいこれを1教科やると45分前後です。

2教科やれば90分はかかると思います。

さらに、学年が上がることに時間が増えるのは、

上記にプラスして、

・「前の学年の復習」

の時間が追加されるからです。

広い意味での「「受験勉強」ですよ。

具体的には、

・これまでに習った「英単語」「漢字」の復習

・理科・社会の教科書の読み直し(音読)

・すでに習った範囲の学校のワークの赤×のやり直し

当然、学年が上がるにつれて、

「これまでに習った内容」は増えていきますから、

その復習にかける時間が増えるのは当たり前です。


おそらくこれが、「学年+1時間」の内容かと私は思います。


やるべき内容については、たいして難しいことではないので、

そんなにハードルは高くないのですが、

結局は、「毎日やること」というハードルが高いんですよね。


私や保護者の方たちが中学生だった時代に比べて、

今の中学生には、「家庭で勉強をさせないインフラ」が整っています。

ゲーム、スマホ、友だちからのメール、LINE・・・・、

(保護者の方、すべて買い与えているのは親であることを忘れずに!)

これらの強烈な誘惑に打ち勝って毎日勉強時間を確保するのはつらいですね。


おかげで私たちの塾業界が存在できるのですけど・・・・。

なんか変な話ですよね。


さて、話は戻りますが、

「学年+1時間」の学習習慣を中学入学時から身につけ、

学習内容も適切であれば、中3のこの時期にあせる必要はないのですが、

現実問題として、そのような、超理想的な中学生は数%しかいません。

ほとんどの中学生は、部活動や、「勉強させないインフラ」のために、

中1~中2の時代に超理想的な学習時間を確保できず、

中3のこの時期に、5時間~7時間の学習時間を強いられていると思います。


勘違いしないでいただきたいのは、

私はそれが悪いことだとは思いません。

もちろん、中3の今のこの時期でも、

まだ1日平均2時間以下・・・という人は問題外ですけど!


遅れた分は、あとで頑張って取り返せばいいんです。

そして、今からでも十分取り返せますよ。

KAIRIN予備校の中3生達も、

夏休みの毎日10時間講習以来、

2学期からも毎日塾に来て5時間自習しています。

土曜日は10時間です。

みんな必死で、中1~中2で勉強できなかった分を取り返そうとしています。

やる内容は、

・学校の授業の予習1時間

・学校の復習+宿題 90分

・中1・中2で勉強しなかった分の取り返し 2.5時間
 (いい言い方をすれば「受験勉強」)

です。

中3生の一般的な 「学年+1時間」である4時間に加えて、

残りの時間と、土日は「今までの分」の取り返しです。

英単語と漢字は、毎日家に帰ってから、

翌日塾に来るまでの宿題でやらせています。


もちろん、中3生の中には頑張れない子もいると思います。


頑張れる子と、頑張れない子の違いはなんなのか?

その答えは、単純明快です。

「具体的な目標があるかないか」です。

肌で感じてます。


頑張れる子はみな、

将来的に○○になりたいから、そのために○○高校に行きたい!

というように、しっかりと志望校が決まっており、

県立入試で絶対に○○点以上を取る!

という具体的な数値目標が決まっています。


しかし、頑張れない子は、3者面談のときでも、

「将来のビジョンが決まってない」

「行きたい高校がない、またはみつからない」

という感じで、目標がハッキリしないんですね。

「親がそこにしろ!って言うから○○校高を受験する。」

というような感じです。


どうしても、そういう子達は、2~3時間の自習なら頑張れますが、

5時間以上の長時間になると、「つかれたー」となってしまうんですね。


あなたは目標がハッキリしていますか?

あなたが受験する高校は、あなたの行きたい高校ですか?


もし、そうであれば、頑張れるはずです。

受験勉強は永遠ではありません。

終わりがあるのです。

頑張っても頑張らなくても、

あと5ヶ月後には終わるのです。


自分の将来を自分でよい方向に決めるチャンスというのは、

人生そうな何度もあることではありません。

せっかくのチャンスだから、最大限に活かそうね。

P.S.

中3生のために開倫塾が開発した

「基礎基本」を徹底的に復習する教材

「公立高校合格必勝パック」が、

7月より販売再開となりました。

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5月から品切れとなっていましたが、

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